航空整備士の勉強 / 3行日記(2025/01/28)

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年明けから始まった座学も残すところわずかだ。

せっかくなので、航空整備士の勉強について自分なりの考えを書き残してみる。

航空整備士の理想的な勉強法について、よく木に例えられることが多い。まずは木の幹となる基礎的な知識から身に着ける。システムの目的、構成、ロケーション(機体のどこに付いているか)。幹を抑えれば、次は枝葉へと知識を伸ばしていく。システムの作動の流れや部品についての細かい仕様などだ。木の根は、機種に関わらない飛行機共通の知識(業界用語で言えば青本の内容)。こうして徐々に知識を繋いで体系的に勉強した知識は簡単に忘れることはない(はずだ)。

先輩や同期で先に枝葉から勉強していく人を見かけるが、やめた方がいいのにと内心思っている。難解なシステムの作動を勉強すれば頑張ってる感、知ってる感を感じられて気持ちいいのは分かる。しかしそれだと枝葉を繋いでいる幹がぽっかりと抜けてしまい、知識が体系的に繋がらないので身に付かず、暗記に頼る。こうして中身スカスカな整備士が誕生する。

新人が何を偉そうに語っているんだ。とセルフ突っ込みを入れたくなるが、こうして書き残しておくのが大事なんだ。と自分を肯定したところで筆を置く。

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